正しいお手入れを学ぶ
2017年04月26日更新 2017年04月26日公開

シミ・そばかすの予防と対策

シミやそばかすは放置しておくと徐々に黒ずんで大きくなってしまう可能性があります。シミ・そばかすをどのように予防し、薄く消えるように対策するためにはどうすればよいかを、ドクターの監修のもと詳しく説明します。

シミ・そばかすは肌にできてしまうと消すことが難しいやっかいなものです。ここでは、シミの予防・対策法などについて見てみましょう。

シミの原因とその種類

原因

シミは、肌にメラニン色素が蓄積してできてしまうもので、たいていの場合、自分の肌より薄黒く見えるものです。まず、シミのできる原因として一番代表的なものは紫外線によるメラニン色素の沈着です。他にも加齢、ストレス、睡眠不足、ホルモンバランス・食生活の乱れ・物理的刺激といったものがあげられます。

紫外線によってシミができる場合、メラノサイトという細胞が刺激されメラニン色素ができます。その後、肌にメラニン色素が残り、沈着してしまうとシミになります。肌が活発できちんと新陳代謝が行われれば、ターンオーバーの周期で古い角質がきちんとはがれ落ち、その際に、メラニン色素も一緒に排出されます。

ただし、加齢などによって肌の新陳代謝が弱くなってくると、ターンオーバーがうまく働かずメラニン色素が残ってしまう、もしくは、メラノサイトが過剰に肌を守ろうとして多くのメラニン色素を生成してシミが残るといった原因でシミが発生します。また、肌に強い刺激を与えることも、過敏に反応した肌がシミを作ってしまう場合があります。

シミはさまざまな場所にできますが、主に、額、目の周り、頬、口の周りなどがほとんどです。

種類

シミはたくさんの種類があります。肝斑は、30~40代の女性に多く、頬骨や額あたりに左右対称に発生します。女性を中心に発症することや、閉経後にはなくなってしまうので、女性ホルモンが関係していると考えられます。

老人性色素斑は、紫外線と加齢によって日焼けで蓄積したシミがあらわれることを指します。40代以上で多く見られ、額など紫外線を受けやすい場所に発生します。

そばかすは、若年層(5〜6歳)から発生し思春期を迎えた頃に目立つ大きさになります。その後も紫外線を浴び続けると色が濃くなるなど症状が悪化します。鼻とその周辺にあらわれるのが特徴です。

炎症後色素沈着は、ニキビやかぶれ、アトピーなどの炎症がメラニンを大量に生成し、それらが沈着することで起こります。顔全体にあらわれ、数年で消えていくシミです。

このようにさまざまなシミが存在しますが、次にこれらのシミを予防するにはどうすればいいかを説明します。

シミの予防

シミは日々のケアをするとしないとでは、予防できるかできないかに大きな違いがでてきます。さまざまなシミの種類はありますが、共通して押さえておきたいそのポイントを以下にまとめました。

紫外線を浴びない

シミもそばかすも大半は紫外線起因のものが多いです。そのため、日頃から必要以上に紫外線を浴びないということがデイリーケアのポイントになります。紫外線はシミを作りだすメラニンを多く生み出します。日中は日差しの強い場所に出ない、出たとしても日焼け止めや服装に気をつかう、といったケアが非常に重要になります。

ビタミンの積極的な摂取

一度、発生したメラニンもシミにならなければ問題ありません。ターンオーバーの周期が加齢とともに遅くなったとき、肌を活性化させメラニンの定着を防ぐには、ビタミンCが有効です。ビタミンCは、メラニンを肌に定着してしまうのを防ぐため予防には最適です。

ビタミンEも新陳代謝を活発にし、ターンオーバー周期を早めることができますので、こちらも重要です。活性酸素も肌への悪影響があります。

ビタミンAに変換されるβカロテンを摂取することで、肌のある活性酸素を取り除き肌の老化が防げます。これらのビタミンは食事だけでなく、サプリメントも活用しながら摂取すると効果的です。

肌を刺激しない

紫外線などによって発生したメラニンは、さらに刺激を受けることで活性化し肌を守ろうとします。その結果、メラニンの生成量も増え、シミになりやすくなります。そのため、肌への刺激は最小限にしておくことがシミ・そばかす予防の一つになります。お風呂に入ったときに、必要上にこすらない、洗顔やマッサージもできるだけやさしく行うことで、肌への刺激が少なくなります。

シミの対策

もしシミができてしまった場合は、シミの対策をする必要があります。レーザー治療などの方法もありますが、ここでは、化粧品とピーリングに焦点をしぼって説明します。

化粧品でシミを消す

美白化粧品の基本的な機能としては、厚生労働省が認めた美白化粧品の要件が参考になります。それによると「メラニン色素の生成を押さえ、日焼けによるシミ・そばかすを防ぐ」となっています。

さまざまな新しい美白成分や効果を強調するために高濃度になった化粧品もたくさんあります。厚生労働省が認めている美白成分としては、トラネキサム酸、アルブチン、ビタミンC誘導体、フラーレン、プラセンタエキスなどがあります。他にも油溶性天草エキスなど、天然由来の成分もあります。

また、美容クリニックでは他の成分が配合されたものも提供されます。ハイドロキノンのように「肌の漂白剤」と呼ばれるほど効果の強いものもあげられます。ハイドロキノンは美白成分としては非常に優秀でシミの除去にも一定の効果がありますが、根気よく続ける必要がある、濃度が高いと刺激が強くかぶれることがある、白斑の副作用の危険性がある、などの要素があるため十分注意が必要です。

ピーリングでシミを落とす

肌のターンオーバー周期が崩れていなければ、自然と古い角質が取り除かれ、一緒にシミも除去されます。ただし、それがうまく働かない場合は、シミとして残ってしまいます。角質の除去がきちんと行えれば、シミはある程度、対策できると考えられますが、その方法がピーリングです。ピーリング剤の含まれたローションを用いて、肌のターンオーバーを活発にし、メラニン形成をブロックすることで、シミの対策と予防を両立することができます。ピーリング石けんなど洗顔に近い形で自然に行えるものもありますので、積極的に使用してください。

このようにシミ・そばかすをしっかり理解することで予防と対策法がみえてきます。肌のトラブルは個人差もあるため、もし、負担になった場合は、ドクターに相談するのもひとつの方法です。

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