シミ・そばかすの治療
2017年03月15日更新 2017年03月15日公開

フォトフェイシャルに期待できる効果と照射後のケア

老けて見える原因になるシミは、レーザーやフォトフェイシャルなどで改善が期待できます。これらの治療の違いを確認しておきましょう。今回は、フォトフェイシャルに期待できる効果と照射後のケアをドクター監修の記事で解説します。

シミの治療に使用されるフォトフェイシャルの効果やメカニズムを確認しておきましょう。また、治療後は紫外線対策が必要なので、その方法も覚えておきましょう。

フォトフェイシャルとは

フォトフェイシャルは、インテンス・パルス・ライト(通称IPL)を肌に照射する光治療のことで、美容皮膚科などで受けることができます。肌のハリを作るコラーゲンの生産を促進させるとともに、老人性色素斑やソバカスなどの肌トラブルの改善が期待できます。

フォトフェイシャルが適応できるシミの種類

フォトフェイシャルが対応できるシミの種類は老人性色素斑やソバカスが有名です。

紫外線を浴び続けることで追ってしまうダメージを防ぐために発生したメラニンは、通常タ―ンオーバーをくりかえして元の皮膚へと戻っていきます。しかし、加齢による肌の機能低下にともなって、老人性色素斑という褐色のシミができてしまいます。

また、老人性色素斑と同じように紫外線を浴びると濃くなるソバカスもフォトフェイシャルの美容効果が期待できます。

フォトフェイシャルの種類

光の波長の長さや機器によって、いくつかの種類に分類されます。

  • フォトフェイシャル
  • 光を照射するヘッド部分のサイズには560mmと590mm、640mmがあります。560mmは、肌トラブル全般、590mmは赤ら顔、シミやソバカスには640mmが効果的とされています。

  • フォトフェイシャルファースト
  • 従来のフォトフェイシャルの波長域は3種類でしたが、フォトフェイシャルファーストは7種類もの波長域を選べます。治療の設定が1500通りもあるため、肌質や肌トラブルに合わせてオーダーメイドの治療を受けられます。

  • フォトRF
  • IPLとRF(高周波エネルギー)を組み合わせた機器で、低い出力で高い効果を得ることができるとされています。これは、RFによって熱エネルギーを肌の奥深くまで効率的に届けることができるためです。

    フォトフェイシャルに期待できる効果

    幅広い波長帯の光を使用して、顔全体に光を当てながらシミを治療します。ただし、炎症性色素沈着(ニキビによるシミ)には効果がなく、状態を悪くすることもあります。フォトフェイシャルの効果が得られるのは、老人性色素斑やソバカスの症状です。

    フォトフェイシャルとレーザーの違い

    一般的なレーザー治療では、高エネルギーの光を照射します。そのため、一度の施術で大きな効果が期待できます。しかし、照射後はかさぶたなどができるため、気軽に受けられるものとは言えません。フォトフェイシャルは、照射後にかさぶたが作られることはなく、皮が少しはがれる程度であるため、仕事やプライベートの都合上、レーザー治療を受けられないという方でも気軽に受けられるでしょう。ただし、一度で大きな効果は期待できず、通院が必要になります。

    フォトフェイシャルを適応できない人

    妊娠中やアトピーの人は、フォトフェイシャルを受けられません。また、海水浴やプールに行った後など、日焼けして間もないころには、フォトフェイシャルを受けられないので注意が必要です。これは、フォトフェイシャルの光が反応してやけどを負うおそれがあるからです。

    治療後に薬が処方される場合がある

    治療後には、次のような薬が処方される場合があります。

    外用薬

    • ハイドロキノン軟膏
    • メラニン色素を作るチロシナーゼの働きを低下させることで、シミの改善が期待できます。

    • トレチノイン軟膏
    • 肌の新陳代謝を促進させるとともに、肌のハリや弾力、うるおいに関与するコラーゲンやヒアルロン酸の生産を促します。

      内服薬

    • トラネキサム酸
    • メラニン色素の生産を抑え、色素沈着を防ぐ効果が期待できます。

    • ビタミンC
    • コラーゲンの生産に関与する栄養素で、肌の老化を防いだり色素沈着を緩和させたりする効果が期待できます。体内で合成できない栄養素であるため、外部から摂取する必要があります。

    • L-システイン
    • メラニンを薄くする効果が期待できます。肌の新陳代謝を正常化させることで、メラニン色素が自然に排出されやすくします。

    治療後のセルフケア

    治療後は肌が刺激を受けやすくなっているので、紫外線対策を万全にすることが大切です。日焼け止めクリームだけではなく、日傘などを使用しましょう。紫外線は、5月から増加し始めて、6月にはピークを迎えます。そのため、日差しがそれほど強くない春先から紫外線対策を始める必要があります。また、気温が高いと汗で日焼け止めクリームが落ちやすいので、3~4時間に1回の頻度で塗りなおすことをおすすめします。SPFやPAなどの数値が低くても、何度も塗りなおすことで高い効果が期待できます。

    日焼け止めクリームを顔に塗る場合は真珠2つ程度、リキッドタイプであれば1円玉2枚程度の量を塗りましょう。

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