ED(勃起不全)の基礎知識
2017年07月06日更新 2017年04月17日公開

朝立ちしない…は、身体からのサイン?

昔は朝立ちが結構あったに、最近あまりペニスが元気でないような気がする。そのような状態に悩む中高年は多いようです。朝立ちがない原因というのはどのようなものか、ドクター監修のもとご紹介します。

監修医師

この記事の監修者
 サズカル参画ドクター 先生

朝立ちというのはどのようなメカニズムで引き起こされ、どのような理由で朝立ちがなくなるのでしょうか。詳しく解説していきます。

朝立ちのメカニズム

朝立ちというのは、どのようなメカニズムで引き起こされるのでしょうか。

夜間陰茎勃起現象

一般的には朝立ちと表現される現象ですが、医学的には夜間陰茎勃起現象(やかんいんけいぼっきげんしょう)と呼ばれています。つまり、朝立ちというのは寝起きだけ引き起こされるのではなく、眠っているときに引き起こされるとされています。

性的な興奮は必要ない

朝立ちというのは、夜間陰茎勃起現象という生理現象の一つで。一般的には、朝立ちというのは夢を見ているときに、性的興奮の高い夢を見ると朝立ちになるといわれています。しかし、実際はそのようなものではなく性的興奮や自分自身の意識と関係なく、無意識に引き起こされる症状なのです。

レム睡眠とノンレム睡眠

睡眠にはレム睡眠とノンレム睡眠という形態があり、通常はこの二つの睡眠が交互に引き起こされています。レム睡眠というのは、一般的に夢を見るような状態のことをいいます。体は寝ているのですが、脳が起きている状態で、無意識にいろいろなことを考えて夢という形になって現れます。一方で、ノンレム睡眠というのは、脳も眠りについている状態です。この状態の時には、目が覚めにくいといわれています。朝立ちという現象は、これらの睡眠のうちレム睡眠状態のときに引き起こされるといわれています。

レム睡眠時ならいつでも起きる可能性がある

レム睡眠とノンレム睡眠は、90分ごとに交代で起こります。そのため、レム睡眠状態というのは、1日で4~5回現れることになります。レム睡眠状態であれば、朝立ちという現象は引き起こされるので1日のうちに何度でも勃起状態になることがあるといわれています。

朝立ちをする理由

朝立ちという現象が起こる理由は、ペニスの健康状態を守るためであるといわれています。ペニスは長期間勃起しないと、ペニスの血管や海綿体が小さく硬くなってしまいます。そうすると肝心なときに、勃起しにくくなってしまいます。また、血流が少ないということは酸素の供給も少ないため、ペニスの老化が進みやすいといわれています。このように、朝立ちというのはペニスにおいて非常に重要な役割を持っているともいえるのでしょう。

朝立ちしない場合に考えられる原因

朝立ちが起きないとなにかしらの身体の不調があるのでしょうか。

必ずしも起きるものではない

朝起きて朝立ちしていないからといって、すぐに身体が不調というわけではありません。朝立ちというのは、レム睡眠状態のときに引き起こされやすいですが、レム睡眠状態でも必ず勃起状態になるかというとそうではありません。ですので、健康な人であっても睡眠状態で勃起をしているのは20~40%であるといわれています。朝起きたときに必ず勃起しているわけではないのです。3~5日のうちに1回朝立ち状態であれば異常はないといわれています。短期的に朝立ちがないからといって不安になる必要は少なそうです。

男性ホルモンの減少が原因か

朝立ちが起きない場合、男性ホルモンが原因であることが多いです。テストステロンという男性ホルモンが、加齢により減少してしまうと、勃起の時に必要な一酸化窒素という物質が分泌されづらくなってしまいます。この物質がないと血管の拡充や血液の増加が引き起こされないため、勃起が起きなかったり、起きたとしてもすぐに萎えてしまったりするようになるようです。

血管の障害が原因か

あまり知られていませんが、ペニスの血管というのは体の中でも非常に細いといわれています。その細さは1~2mmしかないといわれています。勃起というのは血流が関係しているため、たとえば動脈硬化をはじめとする血管障害になると勃起がしづらくなるようです。また、血管障害を放置しておくとほかの病気にも派生しますので注意が必要といわれています。

心の病気が原因かも

また、勃起ができない場合、心因性勃起障害の可能性もあります。日常生活での緊張やストレスはもちろんのこと。性行為に失敗したりすることがストレスとなり勃起することができなくなることがあるようです。

まずは医師に相談を

朝立ちや勃起ができない状態になった場合は、医師に相談をして適切な治療が必要だといわれています。勃起についての悩みですのでなかなか相談しづらいかもしれませんが、病院に行くことも重要です。

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