卵巣機能低下症の治療
2017年12月15日更新 2017年04月17日公開

卵巣機能低下症の治療方法とは

更年期障害の年齢でなくても、卵巣機能低下症を発症すると更年期に似た症状に悩まされることになります。卵巣機能低下症の治療法は、どのようなものがあるのでしょうか。ここでは卵巣機能低下症について、ドクター監修のもと解説します。

監修医師

この記事の監修者
 サズカル参画ドクター 先生

卵巣機能低下症を治療する方法はどのようなものがあり、治療することでどのような効果があるのか詳しく説明します。

卵巣機能低下症の治療の目的

卵巣機能低下症とは

女性の卵巣では卵子を作るという機能以外に、女性ホルモンであるエストロゲンやプロゲステロンを分泌するという重要な役割があります。卵巣機能低下症というのは、それらの分泌能力が減少していく症状のことを言います。一般的には、更年期を迎える中高年代の女性に多い症状です。

若い女性で悩む人も増加中

中高年代の女性に多い傾向がありますが、近年では20代や30代前半の女性も女性機能低下症に悩む人が増えてきているようです。卵巣機能が低下することで、月経不順や無月経になったり、更年期障害に似た症状が引き起こされたりするようです。

卵巣機能低下症の治療目的

卵巣機能低下症の治療目的としては、女性の卵巣の状態を正常な状態に戻すという目的があります。特に若い世代にとっては卵巣機能が低下することによって、月経不順や無月経になると妊娠をしにくくなりますので、卵巣機能低下症を治療することで妊娠しやすくなることもあります。

卵巣機能低下症の検査方法

卵巣機能低下症の検査方法は、明確なものがないといわれています。そのため、医師による問診がメインといわれています。問診では、自身のことをしっかり理解したうえで進めると医師の判断も適切なものになりやすいです。以下の点について、日ごろからまとめておくと話を進めやすいです。

基礎体温

基礎体温は、婦人科を受けるうえで基本とも言えるものです。最低でも直近3周期分の基礎体温を記録しておくとよいでしょう。基礎体温は、通常の体温計でも計測することができるのですが、専用の基礎体温計のほうが記録を取りやすいといわれています。

月経の周期

基礎体温を記録しておくと、自身の月経周期を把握しやすいです。記録をとることで、客観的に自分の月経周期が適切なのか、乱れているのかを知ることができます。また、月経がないなどの場合は特にその点は医師に伝えるようにするとよいでしょう。

卵巣機能低下症の治療

卵巣機能低下症になった場合、どのような治療が行われるのでしょうか。

ホルモン療法

卵巣機能低下症と診断された場合、最初に行われるのがホルモン療法です。女性ホルモンであるエストロゲンとプロゲステロンを投与して、体内の女性ホルモンの値を適正な状態に整えていきます。卵巣機能低下症の場合、閉経をしているわけではありませんので、ホルモンを正常に整えることで卵巣機能低下症を回復できる見込みがあります。ホルモン療法を行う際には、エストロゲンとプロゲステロンを療法服用することが多いです。エストロゲンだけでは、子宮内膜が厚くなってしまう効果がありますので、プロゲステロンを投与して月経に近い形を作っていきます。

排卵誘発療法

卵巣機能低下症の中でも、特に妊娠を希望している場合にこの治療が行われます。排卵誘発剤を服用すると、卵巣を刺激して卵胞を成長させる効果が期待できます。そのため、卵巣に卵胞があるのであれば高確率で卵子が生成されます。

卵巣機能低下症の原因となる生活習慣

卵巣機能低下症になる場合、次のようなことが原因になっている可能性もあります。心あたりがある場合は、治療とともに改善していきましょう。

過度なダイエット

体重を急激に落とすなどの過度なダイエットをすると脳に大きなストレスを与えてしまいます。ゆっくり体重を落としたとしても、体重を落としすぎると体によくないといわれています。また、無理なダイエットを行わずに適切なダイエットで適正体重を維持するようにしましょう。

喫煙習慣

喫煙をすることによって、卵巣機能を抑制してしまう可能性があるようです。もし、自分が喫煙してなくても、家族が喫煙をしていたり、喫煙の多い環境にいたりすることで、受動喫煙となってしまうことがあります。また、血行が悪くなると、子宮や卵巣によくないといわれています。喫煙は、末梢血管の働きが悪くなるといわれているので、喫煙をしている場合はできるだけ禁煙を目指すようにしましょう。

普段からストレスを溜めないようにする

ストレスは、卵巣機能低下症に大きな影響を与えるといわれています。ストレスを受けすぎると自律神経に影響を与えて、ホルモンバランスを崩す可能性があります。適度にストレスの発散を行うことも、卵巣機能低下症を改善させるためには重要な要素だといわれています。できていなかった自分の趣味を再開したり、好きなことをとことん楽しんだりすることなどのストレス発散が健康によいといわれています。

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