ED(勃起不全)の治療
2017年04月17日更新 2017年04月17日公開

勃起と深い関係を持つテストステロンとは

勃起不全の原因は、加齢によるテストステロンの減少である可能性があります。テストステロンの役割や勃起不全との関係、勃起不全の原因となりうるその他の要因などについて、ドクター監修の記事で詳しくお伝えします。

男性ホルモンの一種であるテストステロンは、加齢などの影響を受けるということがわかっています。この記事では、テストステロンと勃起不全の関係やその他の男性更年期障害の症状などについて解説します。

勃起と男性ホルモンには密接な関係がある

男性ホルモンの一種であるテストステロンは、男性の体を形作るうえで非常に大切なはたらきをしています。テストステロンには、体毛を濃くする作用や、がっしりとした男性らしい体つきを作る作用、競争心を高めるなど精神面にも影響を及ぼす作用などがあります。それに加えテストステロンは、生殖機能を保ち子孫を残すうえで重要な勃起の仕組みにも大きく関わっています。

勃起に関係する男性ホルモンのテストステロンとは

勃起は、性的な刺激を受けた脳が興奮し、ペニスへの血流を増加させて内部の海綿体を血液で満たすことによって起こる現象です。テストステロンには一酸化窒素を作るはたらきがあります。そのため、テストステロンが分泌されると、全身に一酸化窒素が供給されるようになります。一酸化窒素は血管を広げて血流をよくする効果をもつので、ペニスの血管も同様に拡張し、性交が可能な硬さになるまでにペニスを勃起させることができるようになります。

また、テストステロンには性欲を増進させる作用もあります。勃起にあたり性的興奮は必要不可欠な要因ですので、こうした作用も勃起を含む男性機能に大いに関係があると言えるでしょう。

年齢を重ねるごとに中折れや勃起不全になりやすくなる理由

「更年期障害」というと女性だけのものであるというイメージが強いですが、近年、男性にも更年期障害が起こることがわかってきました。

加齢とテストステロンの関係

テストステロンがもっとも多く分泌されるのは20代前半で、そこから加齢によって徐々に分泌量は減少していきます。また、40代を過ぎると社会や家庭における責任が増え、心身に強いストレスを抱える人も珍しくありません。ストレスを受けると脳下垂体がテストステロンの分泌を止める命令を出すので、加齢によって減少した分に加えてさらにテストステロンの分泌量が減少することになります。テストステロンの減少によってホルモンバランスが乱れ、男性更年期障害を引き起こします。

男性更年期障害の症状

男性更年期障害のもっとも代表的な症状は性機能に関する不調です。性行為を最後まで満足に行うことができない「勃起不全(ED)」や性欲の減退など、健康な性生活を妨げてしまうような症状が多く見られます。

性機能に関する不調以外にも、女性の更年期障害とよく似た抑うつ症状や不安感などの精神症状、のぼせや動悸などの身体症状が現れる場合も多いです。

男性更年期障害が起こる時期や程度は人によってさまざまで、女性のように月経の様子の変化などで更年期を実感する場面が少ないため、自分が更年期障害かもしれないということを自覚していない人も多いという現状があります。原因のわからない精神面や身体面の不調、勃起不全を含む性機能の異常を感じたら、男性更年期障害を疑い、医療機関に相談しましょう。

それ以外の原因もある

加齢によるテストステロンの減少以外にも勃起不全を引き起こしてしまう要因はたくさんあります。勃起不全の原因と考えられるものは多岐にわたりますが、大きく分けると心因性のものと器質性のものに分かれます

心因性の原因として考えられるのは、不安やプレッシャー、ストレスなどです。子作りに関する不安などを抱えていると、性交時にペニスが勃起しない、あるいは勃起しても途中で勃起がおさまってしまい、性交を中断せざるをえなくなってしまう場合があります。心因性の勃起不全の場合は、性交時には勃起が起こらなくても、自慰の時は問題なく勃起するなどといった特徴があることもあります。

器質性の原因での勃起不全は、生活習慣病などの病気によって起こります。生活習慣病は血管に疾患を引き起こす可能性があり、これによりペニスの血管が十分に広がらなくなると勃起不全となる可能性があります。また、神経伝達の異常や加齢以外の要因での性ホルモンの分泌異常でも勃起に至る仕組みが阻害され、最後まで性交を行うことが困難になる場合があります。

いずれの場合も、ED治療薬などで勃起しやすい状態を作り出しながら、勃起不全の原因となってしまっている要因を治療によって取り除くことで症状の改善が期待できます。悩みが悩みだけに病院で診察を受けることをためらう方も多いですが、病院での勃起不全の検査はカウンセリングや検尿などの簡単なものだけで済む場合がほとんどです。もし勃起を維持できる時間やペニスの硬さなどに違和感がある場合は、一度、医師による診察を受けましょう。

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